栃木県感染症サーベイランス 委員会からのお知らせ
国内及び国外で患者の報告数が急増している新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について解説します。令和3年4月25日に4都府県で、3回目の「緊急事態宣言」が発令されました。また、従来よりも感染しやすい、重症化しやすい可能性のある変異株やワクチンが効きにくい可能性のある変異株が世界各地で報告されています。日本国内でも、変異株の患者数が増加傾向にあります。基本的な感染予防は変異株であっても、3密(特にリスクの高い5つの場面)の回避、マスクの着用、手洗いなどが、これまでと同様に有効です。感染のリスクを下げるため、人混みや、換気の悪い場所での長時間の滞在、多人数での飲食等や感染防止対策が不十分な場所への外出、都道府県をまたいだ移動などはできるだけ控えてください。また、体調が悪い場合には、職場や学校を休むなど、外出を控えましょう。