医会長よりご挨拶

 令和3年4月から栃木県産婦人科医会会長に就任致しました木内敦夫です。
この度は栃木県産婦人科医会ならびに学会のホームページにお越しいただきまして誠にありがとうございます。
 産婦人科診療は常々母と子のふたつの生命の立場にたって診療に臨んでおります。栃木県産科婦人科学会は学術部門、また栃木県産婦人科医会はその医療サービスが地域の皆様に円滑に提供されることを中心に据えて活動を展開しています。栃木県において安全・安心な産婦人科診療を提供できますように日々研鑽を積んでおります。そのためには関係医療・行政機関とも連動し事業を展開しております。その主なものとして以下のものがございます。

 ① 性犯罪・性暴力被害者支援
 ② 乳幼児虐待防止
 ③ 妊産婦メンタルヘルスケア
 ④ 妊娠等の悩み相談窓口の設置
 ⑤ 女性アスリートの健康支援
 ⑥ 中・高校生への性教育サポート事業
 ⑦ 風疹撲滅事業
 ⑧ おぎゃー献金活動
 ⑨ 婦人がん検診事業
 ⑩ 不妊治療公費負担

 今年は新型コロナがまだ猛威を振るっているなかでワクチン接種が一日も早く広く一般の方にも実施されることが望まれる状況にありますが、婦人科領域では子宮頚癌に対するHPVワクチンも一日も早く再開されるよう関係機関に働きかけて行くつもりです。もし心配事等があればお一人で悩むことなくどうか私共産婦人科医師にいつでもお気軽にご相談下さい。皆様のかかりつけ医として、健康の守り神として全力を尽くす所存でございます。ご意見、ご質問等ございましたらご遠慮なくお寄せ下さい。

栃木県産婦人科医会 会長 木内 敦夫